2013年に男女5人組で結成されたMrs. GREEN APPLE。
さまざまな曲がCMやドラマなどに使われ、注目の若手バンドです。
残念ながら2019年の紅白歌合戦には選出されませんでしたが若者に絶大な人気です。
バンド名のグリーンアップルは、熟す前の「今(初心)」の気持ちを持ち続けていたいという意味が込められているそう。
そこに中性的なイメージを出すために「Mrs.(ミセス)」を組み合わせ、Mrs. GREEN APPLEというバンド名にしたそうです。
まだミセスグリーンアップルについて知らないという人も多いはず。
でも曲を聴くと、聴いたことある曲が1曲は必ずあるんです!
今人気のミセスグリーンアップルのタイアップ曲をまとめてみました。
Contents
ミセスグリーンアップルのCMタイアップソング
サママ・フェスティバル!
日本工学院CMソング、テレビ朝日系「musicるTV」2016年6月度オープニングテーマ。
せつなさを感じる曲が多いミセスグリーンアップルが違う角度から歌った曲です。
真夏の元気な歌!って感じの楽曲。
「今までは結構きっかけが陰でそれを陽に変えてきたんですけど。きっかけも陽で直接陽にアウトプットしたらおもしろいんじゃないかな」とボーカルの大森さんは話しています。
この曲が使われた日本工学院はベースの高野さんの母校でもあるそうですよ!
StaRt
花王「メリット」CMソング。
この曲はメジャーデビュー作「Variety」に収録されていて、ライブやイベントで定番にもなっている代表曲です。
CMのキャッチコピーである「夏を洗え!」の爽やかさと、楽しくきらきらした曲がマッチしています。
明るさ全開で始まり、元気づけられる曲です。
絶対高校生や中学生は好きでしょってのが完全同意できる歌。
How-to
エアアジアCMソング。
航空会社のCMソングに採用されたこの曲は、爽快感のある曲になっています。
飛行機で旅するわくわく感が伝わってくるメロディーや歌詞にも注目です。
ボーカルの大森さんが「人生は大きな旅であるというコンセプトに掲げ、自分なりに掘り下げました。」と話され、歌詞は旅と人生を重ね合わせて描かれています。
ロマンシチズム
資生堂「シーブリーズ」CMソング。
シーブリーズという身近な商品のCMソングなので、いかに印象を残すかを考えて作ったそう。
そのためCMではサビの頭からではなく「イマドキドキが高ぶって」しか流れません。
この曲の続きが気になるなという曲の流れにしているのだとか。くぅ〜ニクイ!!
ぜひCMの爽やかで甘酸っぱい恋に合う曲を聴いてみてください。
恥ずかしがり屋のちょっと奥手の男の子目線がキュンと来ますよね!
Folktale
Softbank「月への階段」篇CMソング。
CMについて「フワフワとしたファンタジックな空間の中にとても普遍的な温かいものを感じました」とコメント。
広瀬すずさんがパジャマ姿で可愛い!と話題になったので自ずと曲も注目されますよね!
そのCMに合う幻想的な曲に仕上がっています。
メンバーはSoftbankユーザーだそうで、夢のようなCMソングに感激しているとコメントしています。
CHEERS
森永製菓の「inゼリー」の受験にinゼリー編CMソング。
聞き覚えがあるウイダーinゼリーって2018年3月からウイダーが取れて「inゼリー」って名前になったの知ってました??
キャッチーな「生ぬるいジュースでかぁーんぱぁーい!!」ってサビなので炭酸ジュースのタイアップを期待してましたがゼリー飲料ですか!
でも受験生とのマッチ感はやばい。
うん、ミセスはやっぱり学生の味方だとしみじみ実感。
ミセス以上にアオハルっていうか青春の1ページ感あるバンドある?
ミセスグリーンアップルのTV番組、映画タイアップ
Speaking
テレビ東京系アニメ「遊☆戯☆王ARC-V」エンディングテーマ。
アニメ主題歌に起用され、軽快でノリのいい曲の「Speaking」。
歌詞は「聞かせて」や「話してよ」と話すことを促しています!
コミュニケーション取ろうぜ!みたいな。
自分の中だけに留めてしまいがちな悩みや不安を人に話してみようかなと思わせられる曲です。
MVは教室で撮影され、学生に共感されるストーリーになっています。
In the Morning
関西系テレビ制作・フジテレビ系「#nakedEve」2016年10~12月エンディングテーマ。
洋楽からインスピレーションを得て、シンプルでかっこいい曲を目指して作られた曲です。
作詞をしたボーカルの大森さんによると、この歌詞に同世代に送りたい言葉を詰め込んだそう。
「どんな境遇にあっても自分らしく笑って前を向いて生きていけたら最高だということを表現したかった」とも話しています。
悩みを抱えている人や落ち込んでいる人へのミセス流の応援歌ですね!
soFt-dRink
映画『ポエトリーエンジェル』主題歌。
ミセスグリーンアップルが初めて映画の主題歌として曲が使われたのが、この曲です。
ボーカルの大森さんが17歳のときに作った曲だそう。
その曲を『ポエトリーエンジェル』の飯塚監督は、聴いたときにハッとさせられミセスの音楽の深みを感じたと話しています。映画を再編集したMVにも注目です。
どこかで日は昇る
映画『笑う招き猫』主題歌、毎日放送制作・TBS系(一部地域のみ)「笑う招き猫」オープニングテーマ。
ミセス4枚目のシングルとなるこの曲は書き下ろしの意欲作。
YouTubeでも440万回も聴かれ、ミセスの中でも人気の曲です。
何気ない日常の中で毎日繰り返させる楽しいことや悲しいことなど、普遍的な日常をテーマにした曲です。
SwitCh
NHK総合「ニュースシブ5時」「4時も!シブ5時」テーマソング。
この曲について「まさかニュース番組のテーマソングを手がける日が来るとは!」と喜んでいるミセス。
ボーカルの大森さんは「僕自身夕方の時間帯は寂しい気持ちになたり多少ゲンナリしがちなのですが、シャキっと元気になれる曲だと思います」と話しています。
思わず体を動かしたくなるようなアップテンポの楽曲です。
On My MiND
日本テレビ系アニメ「ナナマルサンバツ」オープニングテーマ。
「WanteD! WanteD!」のカップリング曲となっています。
ミセスが初めてアニメのために手がけた曲。
アニメのオープニングテーマとして書き下ろされたので、アニメの世界観が歌詞に盛り込まれています。
この曲について「エネルギーに満ちたこのアニメにさらにアクセルを!若さという新鮮なパワーを存分に詰め込みました!」とコメントしています。
WanteD!WanteD!
関西テレビ制作・フジテレビ系ドラマ「僕たちがやりました」オープニングテーマ。
10代の人をテーマにした曲が作りたいと思っていたときに作った曲です。
ちょうどドラマの内容が高校生の話で、原作漫画やドラマの内容に合わせて書き下ろしたそう。
ドラマの内容に似た10代の若者が抱く感情や葛藤などが歌詞に描かれています。
歌詞だけ見るとネガティブな感じにも受け取れますが、メロディーはポップで10代らしさがある曲になっています。
青と夏
映画『青夏 きみに恋した30日』主題歌。
夏の輝きと憂いを思いっきり詰め込んだという通り、軽快なメロディーの曲です。
映画のために書き下ろしたため、映画の世界観が歌に。
特にサビは夏が始まる、始まったという気分になれます。
爽やかでわくわくするような曲をぜひ聞いてみてください。
個人的にMVが最高で「高校生ってめっちゃ輝いてる!戻りたい!!」と思ってしまいます。
点描の唄(feat.井上苑子)
映画『青夏 きみに恋した30日』挿入歌。「青と夏」のカップリング曲です。
夏だけ限定の恋を男の子側、女の子側と両方から歌っています。
歌詞やメロディーからにじみでる切なさが胸をキュンとさせる曲。
ミセスのボーカルの大森さんと井上苑子さんの声の掛け合いにも注目です。
インフェルノ
毎日放送制作・TBS系アニメ「炎炎ノ消防隊」オープニングテーマ。
ボーカルの大森さんはもともと「炎炎ノ消防隊」のマンガを読んでいたそう。
マンガを読んで一番最初に感じた不思議な力を音楽として昇華できるように作った曲と大森さんは話しています。
イントロから終盤に向けて疾走感のあるメロディーに注目です。
サビに向けてボルテージが上がっていく感じがワックワクもんです!!
lovin’
フジテレビ系「めざましどようび」のテーマソングとして書き下ろされたこの曲。
「わくわくする週末」や「どようびの朝」という番組のイメージがそのまま曲になっています。
ゆっくりとしたメロディーや優しい表現の歌詞がイメージにとても合っています。
MVは全編アニメーションで「ハートフルなイメージで、海外のアニメーションのようなテイストで作りたい」と作ったそう。
他のミセスのとは違うMVにも注目です。
ミセスのネット配信・ラジオ・その他タイアップ曲
庶幾の唄
大塚製薬「カロリーメイト」主催「卒業メイト」キャンペーン公式ソング。
「青春にエールを」というメッセージを込めたユーザー参加型のキャンペーンで、SNSに思い出をシェアすると抽選で卒業旅行が当たるというもの。
そのシェア投稿の見本としてキャンペーンムービーに使われている曲です。
キャンペーンムービーにはミセスのメンバーも出演。
自分の学生時代を思い出しながら聴いてほしい曲です。
PARTY
TOKYO FM/JFN38局「SCHOOL OF LOCK!」AQUARIUS presents Dream Passportテーマソング。
タイトル「PARTY」という言葉に合ったメロディーで、ポップだったり落ち着いたりとめまぐるしく流れていく曲です。
MVのストーリーも登場人物が多く、いろんな状況へ変わっていくので目が離せません。
曲とMVの映像の両方から想像力を掻き立てられます。
SPLASH!!!
スマホRPG「ワンダーグラビティ~ピノと重力使い~」オープニング主題歌。
このゲームは大陸も海もない空の世界が舞台で、空に潜む危機をかいくぐりながら冒険を繰り広げていきます。
この世界観を曲に書き下ろし、シンプルでストレートな歌詞が胸に響く曲です。
曲名通り弾けるようなわくわくする曲にしたかったとそう。
ゲームの主題歌ということで「おもちゃ箱をひっくり返したような幸せを感じてもらえたら」とボーカルの大森さんは話しています。
僕のこと
日本テレビ他民放43社共同制作「第97回全国高等学校サッカー選手権大会」応援歌。
サッカー選手権大会の応援歌として書き下ろされた曲ですが、一般的な応援歌とは少し違っています。
努力は報われる!や奇跡は起こせる!などの応援歌によくある夢見がちな歌詞がないのです。だってどんなに頑張っても高校サッカーで優勝するのはただ一校だけですし。
夢に向かって日々練習を頑張る高校生の気持ちが歌詞に。
辛くても悔しくても報われなくても、頑張ったこと自体が自分の糧になり前を向いて歩いていこうと思える曲です。
coffee
BSスカパードラマ「I”s」エンディングテーマ。
ボーカルの大森さんは「この楽曲がリリースされたのは2018年の4月で過去に生まれた曲が、新しく別の作品の一部になれてすごく嬉しい」と話しています。
ドラマのエンディングでは1分13秒に短縮し、ボーカルとピアノだけ。
原曲とドラマのエンディングで違った印象になり、2種類楽しめますよ!
Love me, Love you
AmebaTVドラマ「御曹司ボーイズ」主題歌。
女子高生が御曹司の花嫁の座をめぐるというドラマのストーリーと曲がマッチし、主題歌に起用されたそう。
ミセス唯一の女性、ドラマの山中さんは「恋愛のキラキラ&ドキドキの部分はもちろん、リアルなヒリヒリ感も描かれていると思います」と話しています。
曲のメロディーも管楽器などを使い、壮大さが演出されています。
おわりに
この曲ってミセスの曲だったのか!という曲もあったのではないでしょうか。
メンバーの平均年齢が24.8歳(2019年現在)と若いミセス、これからの活躍が楽しみです!!
聴けば聴くほどハマるミセスグリーンアップル。
高校生だけに人気にしておくのは本当にもったいない!!
紹介した他にもたくさんの曲をリリースしているので、ぜひ聴いてみてくださいね!
